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間違いだらけの設計レビュー

 ·   ·  ☕ 3 分で読めます  ·  🐯 ブシトラ

設計レビュー本をFindyさんに頂いたので読む。

1章

1-1 レビューの目的の間違い

  • 思いつき/数字あわせ/つるしあげ
  • レビューの目的は、早期問題の発見による修正工数の低減

1-2 問題検出の間違い

  • 人間関係の持ち込み
    • 確かに、Aさんは◯◯、Bさんは△△だからレビューは手加減しようみたいなの、人によってはおこりえそう
  • 作成者気分 → 全部レビュワーが作り直すこと
  • 二兎追い → 一気に複数の観点でレビューしないこと
  • 時間切れ

問題検出は、観点を絞って複数回見るのがいいらしい!
PRやドキュメントを見るときも、

1-3 喧嘩

喧嘩の話だった。HRTな精神持っている会社であればおこりえない内容だったので、割愛

1-4 無駄な指摘

  • 意図的に見逃すことをしない → スケジュールを勘案すると発生しがちらしい

2章 準備と問題検出

レビューは業務でしていれば身につくと言ったものではない

  • テクニカルレビュー
    • 技術リーダーが主導するドキュメントチェック。ITの現場で行われている一般的なレビュー方法
  • ウォークスルーレビュー
    • ドキュメント作成者が主役となって実施する自由度の高い相談会

実際のシナリオベースの紹介が多かった。

ドキュメント作成で根本から覆りそうな設計面は、ウォークスルーレビューを使って方向修正するのがよし。

2-2 漏れ、曖昧、誤り シナリオの順番で効率上がる

  • シナリオの順番決め
    • テスト項目も優先順位順に順序を決める
  • 曖昧な言葉や定義を使わない
    • これら、それら、処理する、対応する 等
  • チェックする箇所を絞る
    • PRもドキュメントも、コアとなる箇所を絞るとよき。

2-3 問題検出の手順

  • 問題検出時は、あくまで検出するだけにとどめておく。どう修正するかまで考えると検出効率が下がる。

3章 レビュー会議の進め方

3-1 問題指摘の手順(前半) 周到に用意すればレビュー会議は円滑に進む

  • 指摘される問題の想定
    • 完了基準を作る
  • 会議の計画設定
  • 問題記録表の収集と確認
  • 会議室の用意
  • 会議の開始宣言

進行役であるリーダーの用意がレビュー会議の成否のカギを握る。

3-2 問題指摘の手順(後半) 時間内に問題を検出し切るレビュー会議の進行方法

  • 指摘された問題の共通理解
  • 類似の重大な問題の検出
  • 脱線の軌道修正
  • シナリオ完了の確認
  • 会議のクロージング

3-3 問題の修正 フォロー 作成者をフォローし、確実にドキュメントを修正

  • 問題理解と順序決め

  • 修正とセルフチェック

  • レビュワーによる確認

  • リーダーによる最終確認

  • 問題の再発防止

3-4 レビュー技法 万能なやり方は存在しない 三つの技法を使い分ける

  • マネジメントレビュー
  • オーディット
  • ピアレビュー
    • ウォークスルー
    • テクニカルレビュー
    • インスペクション

4章 さらなる効果向上

  • 後工程で見つかった不具合の洗い出し
    • 見逃し問題リストを作る。
      • 特定のユースケースや考慮漏れ
      • システム構成と仕様の不具合
      • リソース競合の検討もれなど

4-2 問題種別の設定対象を広げる

  • 機能間で共通の基準がない
  • テスト環境を準備しにくい構成
  • 不具合の切り分けが難しい構成
  • 既存システムから移行しにくい
  • 拡張しにくい構成
  • 運用上の問題を考慮していない
  • セキュリティーの問題を解決できない
  • リリース遅延のリスクに備えていない
  • 要素技術のリスクにそなえていない
  • 要求を実現できないリスクに備えていない

4-3 保守開発、クラウド開発への応用

省略

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busitora
著者
ブシトラ
エンジニア