JavaScriptを有効にしてください

ロジカルシンキング 論理的な思考と構成のスキル

 ·   ·  ☕ 3 分で読めます  ·  🐯 ブシトラ

ロジカルシンキング本で有名な本を読んだので、メモ

1部

1章 相手に伝えるということ

相手に伝えたいメッセージとは下記の要件を満たしている必要がある。

  • 課題:そのコミュニケーションにおいて相手に伝えたい課題が明確である
  • 答え:その課題やテーマに対して、必要な要素を満たした答えがある
  • 反応:コミュニケーションの後に、相手にどう反応してもらいたいのか、相手に期待する反応がある

反応にも3つある

  • 理解してもらう
  • 意見や助言、判断などフィードバックをしてもらう
  • 行動してもらう

2章 説得力のない答えに共通する欠陥

結論がわかりにくい、説得力のないものの例

  • 話の明らかな重複、漏れ、ずれ
  • 話の飛び

2部 論理的に思考を整理する技術

3章 重複、漏れ、ずれをなくす

  • MECE
    • ある事項や概念を、重なりなく、しかも全体として漏れのない集まりで捉えること
    • 水平と垂直で思考する
    • 3C/4C や 4P のフレームワークで思考するのがよき(ビジネス)
  • グルーピングで切り口事に整理
    • 結論のネタを羅列
    • ネタを切り口ごとに整理
    • グループに整理
    • 最後に答えの全体像を示し、漏れ、重なり、ずれがないことを確認

4章 話の飛びをなくす

  • So What?
    • 課題に照らし合わせた時に言えることの要素を抽出する作業
  • Why So?
    • So What? の妥当性が、要素によって証明されることを検証する作業

参考

3部 論理的に構成する技術

5章 So What?とWhy So?とMECEで「論理」を作る

  • 論理とは、結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に、縦方向にはSo What/Why So?の関係で階層をなし、また横方向にはMECEで関係づけられたものである

論理の基本構造

  • 要件1: 結論が課題の答えになっている
  • 要件2: 縦方向に結論をちょうてんとしてSo What? Why So? の関係が成り立つ
  • 要件3: 横方向に同一階層内の複数の要素がMECEな関係にある

6章 論理パターンをマスターする

  • 並列型の構造
    • 階層を持つこともある
    • MECEであることが必須

どんなときに使う?

課題やテーマに対して、十分な理解度や興味を期待できない相手に、自分の論旨の全体像を簡潔に示したいとき
決定事項の連絡や確認など、結論に対して相手とは議論の余地がない内容を、全体像を簡潔に示して伝えたいとき
自分の思考や検討の広がりに、重複や漏れ、ずれがないことを強調して、相手を説得したいとき
  • 解説型の構造
    • 「事実」→ 「判断基準」→ 「判断内容」

どんなもの?

事実:課題に対する結論を導き出すために、相手と共有しておくべきもの
判断基準:事実から結論を導き出すための伝え手としての判断基準
判断内容:事実を判断基準で評価した結果

7章 論理パターンを使いこなす

  • 根拠並列型
  • 方法並列型

まとめ

全体的に思考の整理ができる本だった。よき。

共有

busitora
著者
ブシトラ
エンジニア